先生教えて!ワンちゃんのごほうびに人間用の食材はあげてもいいの??

答えてくださるのは、Q&Aコーナーやコラムでもおなじみ、ペット栄養学会理事を務める獣医師の徳本先生です。

ワンちゃんにとって適切な食材を適切な量で与えてあげましょう!

人間用の食材の中には、ネギ類やブドウなどのように、ワンちゃんが食べてはいけないものや、消化しづらいものがあります。

まずは飼い主さんがワンちゃんにとって危険なものや体の負担になるものを知ることが大切です。
また、塩分量にも注意してあげましょう。

少量であれば、健康なワンちゃんは尿に排泄できますが、腎臓病や心臓病が軽度でもある子の場合は、少量でも悪化してしまう可能性があります。
普段から味の濃いものに慣れさせないようにしてあげましょう。

――人間用の食材をごほうびにする場合、どのようなものならあげてもいいですか?

本来は、トレーニングのごほうびには、犬用のフードやおやつのほうがおすすめです。
ただ、人間用の食品を利用する場合には、においが強く、小さくてちぎれる少し湿り気のあるものが使いやすいでしょう。

――具体的にはどのようなものがありますか?

たとえば、チーズやレバーをゆでたものなどですね。
ただし、ゆでたものは腐りやすいので、作り置きはしないでください。
また、ササミなどのお肉をゆでたり、低温のオーブンで加熱してジャーキーのようにしたりして、少量ずつ与えてもいいと思います。

おいしいものを与えたとしてもトレーニングの効果が上がるわけではないので、無理に人間用の食品を使う必要はないでしょう。

――なるほど。ごほうびの量に目安はありますか?

ごほうびやおやつは、トレーニングやコミュニケーションのツールとしてはとても便利なものですが、あげすぎには要注意です。

主食以外の食べ物は、栄養バランスをくずさないように、1日に食べる量の2割以内に収めましょう。
1度にあげる量は、小指の爪の半分くらいで十分ですよ。

――先生、ありがとうございました。

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