先生教えて!犬は毛皮を着ていて暖かい?

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この質問に答えてくださるのは、ペット手帳Q&Aコーナーでもおなじみ、獣医皮膚科・耳科を専門とした獣医師チーム、Vet Derm Tokyoの伊從(いより)先生です。

寒い日に「暖かい毛皮を着ていていいねー!」なんて、愛犬に言ったことはありませんか?

あるいは暑い日に「こんなの着ていて暑くないかな?」と心配したこともあるかもしれませんね。

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犬の毛の構造ってどうなっているの?

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犬の毛は3層構造となっています。
内側から順番に毛髄→毛皮質→毛小皮(キューティクル)と呼ばれています。

毛小皮の表面は皮脂膜で覆われ、毛を保護しています。

毛皮質は毛の弾力性に関わり、毛髄は空気を入れることで断熱効果を生みます。

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犬の毛って本当に暖かいの?

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犬の毛は人と比べると、断熱効果がある毛髄の部分が厚いため、「軽くて断熱性が高い」と考えられています。

そのため「毛皮を着ているから暖かくていいね」と愛犬に言うのは、あながち間違っていないようです。

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暑すぎて困ることはないの?

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犬の毛が暖かいからといって、大きな問題があるわけではありません。

犬は季節によって毛のボリュームを調節することができるからです。

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調節するタイミングは「換毛期」と呼ばれています。
犬の毛→暑い→かわいそう→サマーカットと考える必要はないので、ご安心くださいね。

サマーカットにはデメリットもあるので、積極的には勧めていません。

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犬の毛は優れた機能をもっている!

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換毛期に毛がどっさり抜けてお掃除が大変・・・そう思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。

でも、ワンちゃんが自分で暖かさを調節していると思うと、なんだかおもしろいですよね。

季節ごとのワンちゃんの毛の変化を、ぜひじっくり観察してみてくださいね。

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