夏にネコちゃんも食欲がなくなる?対処法やオススメのごはんとは?

8月も半ばとなりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。「うちのネコちゃん、最近食欲ないな」と感じている飼い主さんもいるかもしれません。

ネコちゃんの食べる量は季節によって変わることも

そもそもネコちゃんが食べるご飯の量は、外気温の影響を受けやすい状態で飼われている場合、夏と冬とで変わってきます。

寒い冬には体を温かくするために、たくさん食べてエネルギーを作り出す必要があるため、食べる量が増えます。夏になると、冬よりも食べる量が減るため、食欲が低下したように見えますが、絶対量としてはしっかり食べられているということもあるのです。

ネコちゃんそれぞれに、そもそも必要な栄養がどれくらいなのか、しっかりと確かめたうえで判断したほうがよさそうです。

水分補給をしっかりと、おかしいと思ったらすぐ動物病院へ

大切なのは、しっかりと水分補給できる環境を整えてあげることです。飲み水が空にならないようにたっぷりと用意する、水飲み場を一つではなく複数確保する、ウェットフードを用いることもできます。

それぞれのネコちゃんの好みも確認しつつ、食べてくれそうなフードを試してくださいね。

丸2日間何も食べない、3日以上いつもの食事の半分の量しか食べないという場合は、獣医師に診てもらう必要があります。
もし他にも症状がある場合は、ネコちゃんが丸1日何も食べなかったら、すぐに動物病院に行ったほうがいいでしょう。

特に太っている猫ちゃんが急に食べなくなると肝リピドーシスという病気になる可能性が高くなります。肝臓に脂肪が溜まって肝機能が落ち、元気や食欲が低下したり、黄疸が出たり、最悪の場合死に至る病気です。

正常体型の猫ちゃんでも肝リピドーシスになることはありますが、太っている猫ちゃんは更になりやすいので、太っている猫ちゃんの場合は36時間近く絶食が続く様なら早めに動物病院に連れて行きましょう。
動物病院では必要に応じて、水分や栄養などを輸液してもらうこともできます。

ネコちゃんがグッタリしている、嘔吐してしまったというときは、すでに熱中症になっている可能性があります。食事をしっかり摂れているか、水分補給ができているかどうか、夏は特に注意してあげてくださいね。

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