かゆいだけじゃない!実は怖~いノミ・マダニ

あたたかくカラッとした天気が続き、ネコちゃんたちも過ごしやすい季節になりました。
この時期に気をつけなければいけないのが、ノミ・マダニ対策です。
そもそも、ネコちゃんがノミやマダニに刺されたり噛まれたりすると、どうなってしまうのでしょうか。
怖いノミ・マダニの症状教えて!
まず、ノミに刺されると強いかゆみが生じたり、アレルギー症状を引き起こしたりします。マダニは、吸血されると体内にウイルスや菌が侵入し、さまざまな感染症を引き起こす可能性があります。
人にうつることもあり、近年増えているのが、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)で、国立感染症研究所によると、2013年に国内で初めて人への罹患が判明して以降、現在までに573件の患者が報告されており、そのうち75人が死亡しています(2020年12月30日現在 国立感染症研究所HPより)。
ネコちゃんが感染すると、元気食欲の消失、黄疸、発熱、嘔吐などの症状が出て、致死率は約60〜70%と非常に高くなっています。
このように、「たかがノミ・マダニ」では済まない深刻な事態になる可能性があるため、何よりも予防が肝心なのです。
どんな予防法があるの?
ノミ・マダニには予防薬が効果的です。
予防薬は、皮膚にたらすスポットタイプなどが主流。毎月忘れずに投与するようにしましょう。
投与忘れを防ぐためには、カレンダーや手帳に投与予定を書いたり、スマートフォンのリマインダー機能などを活用したりするのもおすすめです。
うっかり忘れないように気を付けましょう。
清潔にしてネコちゃんを守ろう!
毛布やベッドなど、家の中にもノミ・マダニが好む場所があります。
かわいいネコちゃんを守るためにも、常に清潔にしておくように心がけたいものですね。