ワンちゃんは一年でどのくらい歳をとるの?年齢に合わせたフードも知りたい!

ワンちゃんの成長はとても早く、飼い主さんよりもずっと早いスピードで体が変化していきます。
その変化をサポートしてあげられるのが毎日の食事です。今回はワンちゃんの年齢と、それに伴うフードの選び方について詳しく紹介します。
ワンちゃんと人間の歳のとり方の違いは?
ワンちゃんたちは、人間である私たちとは時間の進み方が大きく異なります。ワンちゃんの年齢を人間に換算した場合、どれくらいの違いがあるのでしょうか。
ワンちゃんたちは、私たちの何倍もの早さで歳をとっているようです。気づいたら飼い主さんの年齢を追い越していた!なんてことも。それだけワンちゃんたちにとって、一年一年が大切だということですね。
ワンちゃんにもライフステージってあるの?
ワンちゃんには大きく分けて3つのライフステージがあります。
それは成長期(子犬)、維持期(成犬)、高齢期(シニア犬)です。
■成長期(子犬)
ワンちゃんが生まれて、体の成長が完了するまでの期間です。ワンちゃんの骨格や筋肉、体中のいたるところが急激に成長し、歯の生え変わりもここで経験します。性格の基礎を作る大切な時期でもあります。
■維持期(成犬)
大体1歳前後くらいで成長が止まり成犬となります。(大型犬の場合はもっとゆっくり時間をかけて大人になります。)心身ともに成熟し、最も充実した時期といえますし、この頃から落ち着きも出てきます。
■高齢期(シニア犬)
大体6~7歳くらいからシニアと呼ばれることが多いです。しかし個体差が大きく、犬種による違いもあるため、一概に何歳だからシニアとはいえません。加齢による衰えが徐々に見えはじめ、外見の変化や身体機能の低下、病気の心配も出てきます。定期的に健康診断を受けることをおすすめします。
これらのライフステージはあくまでも目安で、それぞれのワンちゃんの生活環境や健康状態によって変わります。年齢だけで判断せず、ワンちゃんの様子をよく観察してみてくださいね。
ライフステージに合わせたフードを教えて!
日々変化していくワンちゃんの体。それに合わせたフード選びもとても大切です。生きることの基本である食事を、ライフステージごとに見直してみませんか?
■成長期のフード
成長期の子犬は、体が成長する時期のため維持期や高齢期と比べたくさんのエネルギーを必要とします。栄養価が高く多くのエネルギーを得られるものがおすすめですよ。また、子犬は消化器官が十分に発達していないことがあるため、消化がよく少量でも効率的に栄養がとれるフードを選んであげてくださいね。
体重の変化が激しい時期のため、最初にお迎えしたときと同じフードの量を与え続けていると栄養が足らなくなります。体の成長に合わせて与えるフード量も増やしていってください。
■維持期のフード
維持期のワンちゃんは、成長期と比べると必要なエネルギー量が減ってきます。成長期の子犬と同じフードを与え続けると肥満になってしまうため、成犬用のフードに切り替える必要があります。また、ワンちゃんが一日に必要としているエネルギーは、その子によってさまざま。去勢や避妊の有無によっても異なります。
■高齢期のフード
高齢期に入ると運動量や基礎代謝が低下するため、必要なエネルギー量は更に減ります。維持期と同じフードを与え続けると体に不調が現れる可能性も。十分な栄養がとれるシニア用のフードがありますので、そちらに切り替えることをおすすめします。
■その他のフード
ライフステージの他にも、ワンちゃんの持病に合わせた療法食や、母犬の妊娠期や授乳期に適したフードもあります。獣医さんに相談し、必要に応じて取り入れてください。
大切にしたい高齢期(シニア犬)の食事
体に合った質のよいフードを与えることは、どのライフステージでも重要ですが、中でも特に大切にしたいのはシニア犬のフード選びです。
シニア犬は食欲が低下したり、内臓の機能が衰えて食べ物をうまく消化できなくなったりします。加齢による口内の変化で硬いものが食べられなくなることも。悪性腫瘍などの影響や歯周病で口腔内の痛みが出て食べられないこともあるので、定期的に獣医師の口腔内チェックを受けることを推奨します。
まずはシニアのワンちゃんでも食べやすいもので、健康を維持するための栄養がしっかり含まれているフードを探してあげてくださいね。そして「食べたい!」という気持ちを呼び起こして満たしてあげることが大切です。
ワンちゃんの体の変化を見逃さない!
飼い主さんよりもずっと早い時間の流れの中で生きるワンちゃんたち。
体の変化を見逃さず、ライフステージごとにフードを見直していくことは、飼い主さんがワンちゃんにしてあげられる大切なことのひとつです。
自分で食事を選べないワンちゃんの代わりに、いつも一番側にいる飼い主さんが、その都度適したフードを用意してあげてくださいね。どれを選んだらいいか迷ったときは、ぜひかかりつけ医に相談してみましょう!