【癒し効果は科学的にも証明】アンケートからわかった!ワンちゃんのいる幸せ

定期的に行っているペット手帳利用者アンケートに、いつもご協力いただきありがとうございます。

今回はアンケートの中から「ワンちゃんと暮らす幸せ」について、具体的に記入していただいた回答を抜粋して紹介します。ペット手帳の飼い主さんはどんな幸せを感じているのでしょうか?

科学的にも証明されている癒やし効果!

ワンちゃんが居ることで得られる最大のメリットは、「癒しの効果」がトップでした。

「とにかくすべてが癒しになっている」
「仕事でストレスが多いので、一緒にいる時間が癒しです」
「疲れて帰った時に嬉しそうに迎えてくれると疲れが吹っ飛びます」
「疲れた時、病気の時、そばに居てくれるだけで安心する」
「嫌なことがあっても、ペット達がいてくれるから癒される」

と、ワンちゃんの存在が人々に安らぎを与えてくれて、心を元気に回復させてくれていました。

最近の研究では、ワンちゃんと飼い主さんが互いに見つめ合うと、脳の下垂体から「オキシトシン」というホルモンが通常の三倍以上も多く分泌されることが明かになっています。このホルモンは心を癒やす効果があり、科学的にも「癒し」効果が証明されています。

単に飼い主さんが幸せになるだけでなく、ワンちゃんの側でも、オキシトシンが分泌されていました。見つめ合うことで、お互いに幸せになれるというのは、何と素晴らしいことでしょう!

絆を深め家族のコミュニケーションアップに

アンケートによると、ワンちゃんは飼い主さん宅の家族関係にも大きな役割を果たしていることが明らかになっています。

「夫婦の鎹(かすがい)」と、家族の絆を深めてくれていたり、
「家族との会話が増えた」という飼い主さんもいました。

ワンちゃんを家族に迎えた結果、家族の仲が良くなり、これまでよりも強い絆で結ばれるようになっていると回答しています。ワンちゃんの素晴らしいパワーに、改めて感動させられます。

飼い主さんの身体も元気に

WHO(世界保健機関)は2000年、「ペットは人の心身の健康にいい影響を与える」と発表しています。今回のアンケートでも大きなメリットとして、健康効果をあげています。

「痛みを忘れるようになった」と、慢性の持病が軽減されたり、
「健康になった」
「風邪をひきにくくなった」と回答されています。

実際に、こうした効果を利用して、ワンちゃんが「ファシリティドッグ」として病院に医療スタッフの一員として参加し、病気の子どもたちに寄り添い、不安を取り除いて、苦痛を取り除くなどの効果を上げています。

特に散歩による効果を実感している飼い主さんも多く、
「(飼い主さんの運動量が増えて)健康的になった」
「規則正しい生活をおくれる」という回答の他、
「ご近所付き合いが増えて、人間のお友達も増えた」と、健康管理だけでなく、飼い主さんの交友関係を広げる効果もあると回答しています。

命の大切さを学ぶ機会に

さらにお子さんのいらっしゃる家庭では、
「亡くなる時、子どもたちに死ぬと二度と会えないことを教えてくれた」と、命に関する学びの機会を与えてくれていました。

子どもへの効果に関連して、裁判に参加する同伴犬も話題になっています。虐待など精神的苦痛を和らげるために、ワンちゃんが子どもの被害者に付き添って、効果をあげています。

飼い主さんを癒し、心と体に元気をくれるワンちゃんたち。
「家にすぐに帰りたくなる」
「旅行にあまり行けなくなった」というデメリットはあっても、飼って良かったという回答ばかりが目立ったアンケートとなりました。

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