ペット手帳登録犬種、珍しいワンちゃんをピックアップ紹介

今月の「ペットユーザー登録犬種ランキング」では、登録数一頭という国内でもめずらしいワンちゃんについてご紹介します。

実際に会ってみたい魅力的な犬種たち。その独特の身体的特徴から気質までを、たっぷりお届けしましょう。

めったに会えないからこそぜひ見てみたい犬種

今月は登録件数がたった一頭だった20種を紹介します。

<第1位>
ニューファンドランド
チベタン・スパニエル
ベルジアン・マリノア
オールド・イングリッシュ・シープドック
レオンベルガー
コリー
カーリーコーテッド・レトリーバー
スキッパーキ
サルーキ
バセット・ハウンド
アイリッシュ・テリア
シーリハム・テリア
スタンダード・シュナウザー
ジャーマン・ピンシャー
トイ・マンチェスタ・テリア
グレーハウンド
イビザン・ハウンド
レークランド・テリア
ケリー・ブルー・テリア
ベルジアン・タービュレン

登録数二頭の第二位、三頭の第三位は以下の通りです。
<第2位>
ブービエ・デ・フランダース
プチ・バセット・グリフォン・バンデーン
アイリッシュ・ウルフハウンド
スタッフォードシャー・ブル・テリア
グレート・デーン
ベドリントン・テリア
オーストラリアン・ケルピー

<第3位>
アーフェンピンシャー
イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル
アイリッシュ・ウォーター・スパニエル
イングリッシュ・ポインター
チャウ・チャウ
バセンジー
ボルゾイ
ビアデッド・コリー
ラフ・コリー
四国
ウェルシュ・テリア
シッパーキー
エアデール・テリア
ポン
オーストラリアン・シェパード

はじめて知った犬種も多いでしょう。どんな姿をしているのか、名前から想像するとワクワクしてしまいますね。

今回は1位の中からベルジアン・マリノアとイビザン・ハウンドについてご紹介しましょう。

ベルギー原産のシェパード・ドッグ

ベルジアン・マリノアは、ベルギー生まれのベルジアン・シェパード・ドッグのうちの一種で、ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアを短くした通称です。

日本ではドイツ原産のジャーマン・シェパードが有名ですが、ベルギーのシェパードも大変優秀で、警察犬として有名なジャーマンシェパードよりも、能力が高いと言う人もいるほど、ヨーロッパでは人気の犬種です。

大型犬で、体高はオスが61~66cm。メスはやや小柄で56~61cm。体重はオスが29~34kg、メスが25~30kgと堂々たる体躯の持ち主です。

一般的な性格は集中力、記憶力が高く、飼い主の指示をよく理解します。一方で友好的で、社会性を身に着けるとペットとしても飼いやすいと飼い主さんは言います。

シェパード好きにはたまらない凛々しさと賢さ、力強さを併せ持ったマリノアは、日本でもファンの多い犬種です。

ダブルサスペンションギャロップという珍しい高速歩行

イビザン・ハウンドは紀元前3400年前からいたと考えられている古い犬種のひとつです。スペインのバレアス諸島のイビサ島などで飼育されていました。

ファラオの墓などでもこの犬種が描かれてるほど、古くから人々に愛された犬種でした。確かに一見すると高貴な印象を受けますね。

ダブルサスペンションギャロップという高速で走る能力をもっています。表現が難しいのですが、前脚と後脚を揃えて動かし、背中を使って高速で走ります。イタグレの飼い主さんならば「ああ、うちの子の走りね」と納得されるかもしれません。

優しさと温和さを兼ね備えた気質と言われていますが、実際の飼い主さんによると活発で遊び好きというお話もよく聞きます。

なかなか手に入れることが難しい珍しい犬種ですが、機会があればぜひ直接触れてみたいものですね。

ペット手帳ではこれからも珍しい犬種について継続して紹介する予定です。次回をお楽しみに!

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