ペット手帳の登録犬種ランキング! 1位トイ・プードルの起源に迫る

暖冬と言われていた今年の冬ですが、近頃は寒い日が続いていますね。
定期的にご紹介しているペット手帳登録犬種のランキング。

今回は、2020年1月時点でペット手帳に登録してくださっているワンちゃんの犬種をご紹介します!

前回に引き続き小型犬が人気!

第1位 トイ・プードル
第2位 ミックス
第3位 チワワ
第4位 ミニチュアダックスフンド
第5位 柴犬
第6位 ポメラニアン
第7位 雑種
第8位 ヨークシャー・テリア
第9位 シー・ズー
第10位 ミニチュア・シュナウザー

(2020年1月現在ペット手帳ユーザー登録犬種)

今回も「トイ・プードル」の人気が際立ち、登録数はダントツの一位。

後に続く「ミックス」と「チワワ」、「ミニチュアダックスフンド」はその数では均衡していました「ミックス」は純血種同士を交配させて生まれたワンちゃんのことですが、その種類が豊富という魅力もあってか、登録数は安定して増え続けています。

さらに、後に続く「ポメラニアン」や「ヨークシャー・テリア」、「シー・ズー」など、上位10種類はそのほとんどが小型犬という結果になり、日本の住宅や環境において、小型犬の人気が高いことがうかがえますね。

1位「トイ・プードル」の起源、実は猟犬だった⁉

今回は、登録犬種1位だった「トイ・プードル」について、その起源に迫ってみたいと思います!

「プードル」は、ジャパンケネルクラブにおいてスタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイの4種類に分類されていて、もっとも小さな「トイ・プードル」は体高が24~28センチとされています。

古くからヨーロッパ大陸の各地にいましたが、原産地は特定されておらず、フランスで人気を集めたことから、原産国がフランスとされることが多いようです。16世紀ごろからフランスの上流階級の婦人に愛されるようになり、ミニチュア・サイズの「プードル」が作られ、さらに18世紀に「トイ・プードル」が誕生して、次第にサイズのバリエーションが豊富になりました。

「プードル」は、ドイツから移ってきた水辺での猟が得意な犬が先祖ともいわれていて、古くから撃ち落されたカモなどを運ぶ猟犬としても活躍してきました。

獲物をより運びやすくするために、カットがほどこされ、次第に美的な要素もくわえられて、今日の「クリップ」(カットスタイル)に発展したとも言われています。

伝統的な「コンチネンタル・クリップ」から、「テディベアカット」、「モヒカンカット」など現在人気のカットまで、さまざまなスタイルを楽しめるのも「プードル」の大きな魅力となっています。

さて、今回は2020年1月時点での登録犬種ランキングと、ダントツで人気を集める「プードル」の起源についてお伝えしました。

2020年は、どのようなワンちゃんたちが人気を集めるのか、ペット手帳でも引き続き注目していきたいと思います!

参考:・プードル(ジャパンケネルクラブ)
https://www.jkc.or.jp/archives/world_dogs/1958

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