油断しないで! 秋の室内でもネコちゃんの暑さ対策が必要なわけ

「涼しくなったら、暑さ対策はいらない」と思っていませんか?
気温が下がってきたとしても、秋は日差しの影響で室内が意外と暑くなります。

なぜ秋にも注意が必要?

●夏は太陽が高く、直射日光は室内に入りにくい
●秋は太陽の位置が低く、窓から奥まで日差しが差し込む
だから、 意外と室内が暑くなりやすいのです。

飼い主さんが留守中の室内で熱中症になるネコちゃんもいるので、カーテンを閉めて日かげを作ったり、冷房を活用したりして、お部屋の温度や湿度の管理に気をつけましょう。
日が当たらないネコちゃんが落ち着ける場所に、クールマットなどを敷いた寝具をおいてみるのもいいかもしれません。

短時間の留守だからと油断せず、大切なネコちゃんのために十分な対策をとってあげてくださいね。

知っておきたいネコちゃんの熱中症の症状

普段、ネコちゃんは口で呼吸することはほとんどありません。
もしハアハアという呼吸をしていたら、熱中症の疑いがあるので、すぐに涼しい場所に移動して水分をとらせましょう。

また症状が進行すると、内臓が熱でダメージを受け、嘔吐や下痢をする、さらには意識がなくなってけいれんすることもあります。
急に悪化する場合もあるので、不安な時は動物病院で診てもらいましょう。

ネコちゃんを暑さから守ろう

普段から高い所や窓辺が大好きなネコちゃんは、人間よりも暑さの影響を受けやすい可能性があります。
特に、高齢のネコちゃん・肥満気味のネコちゃん・持病のあるネコちゃんは注意をしてあげましょう。

秋になったからといって油断せずに、しっかりと対策をとり、暑さへの備えを十分にしておきたいですね。

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