夏本番!室内飼いのネコちゃんも紫外線対策は必要なの?

一年で最も暑い夏がやってきました!
強い太陽の光を肌に感じる季節です🌞
今回は、ネコちゃんとの暮らしの中で注意が必要な紫外線対策についてご紹介します。
紫外線の基礎知識
ネコちゃんは基本的にお家の中で過ごすので、紫外線対策は必要がないと思っている飼い主さんも多いでしょう。
しかし、部屋にいても紫外線は窓から侵入しています。
太陽からの日射しは、波長により、赤外線、可視光線および紫外線に分けられます。
可視光線よりも波長の短いものが紫外線です。
紫外線の多い時間帯は正午頃から14時頃まで。
紫外線は波長の長さでABCに分けられ、地表に到達する紫外線のほとんどがUV-Aです。
AとBは波長が異なり、波長の短いBはサンバーンと呼ばれ日焼けの原因となります。
これら紫外線は曇りの日でも降り注ぎ、窓ガラスを通して部屋の中にも差し込みます。
窓際の好きなネコちゃんのためにも、紫外線対策は必須です。
窓から侵入する紫外線をカットするためには、窓ガラスに貼り付ける紫外線防止フィルムや、UVカット機能をもつカーテンやブラインドなどが効果的です。
ネコちゃんの紫外線ダメージって何?
紫外線を長時間浴びてしまうと、日光皮膚炎や、扁平上皮癌という皮膚がんの原因となる可能性があると言われています。
特に体内にメラニン色素の少ない、被毛の色が白いねこちゃんが、こうした病気になりやすいとも考えられています。
フードの紫外線対策について
紫外線の健康被害で見逃すことができないのが、フードの紫外線対策です。
紫外線や直射日光が当たる場所にフードを置いておくと、脂肪分が変質することがあります。
変質したフードは味が劣化するだけでなく、下痢や嘔吐、食欲不振といった症状で現れることがあります。
ネコちゃん自身だけでなく、フードの保管場所への配慮は重要です。
また、高齢のネコちゃんは体温調節機能が衰えていることもあります。
紫外線対策はもちろん、水分補給にも気をつけて熱中症対策もセットで考えてくださいね。
紫外線から身を守って、のんびりまったり…
ネコちゃんにも心地いいお家時間を。