先生教えて! シニア用のフードに切り替える目安ってあるの?

答えてくださるのは、Q&Aコーナーやコラムでもおなじみ、ペット栄養学会理事を務める獣医師の徳本先生です。

ネコちゃんによってその時期は違うため、しっかりと見極めてあげよう!

一般的にネコちゃんは、人間の40歳くらいに相当する7歳前後から加齢が始まると言われています。
ただし、7歳になったからといってシニア用のフードに切り替えなければならないというものではありません。

中には代謝エネルギーが減ってきて肥満のリスクが高くなる子や、運動量が多い場合はエネルギーが多く必要な子など、この時期には個体差が非常に大きくなってくるからです。

――シニア用のペットフードには、「7歳以上から」というものが多いですよね。

加齢が始まる時期ということで、そうしたフードは多いです。
ただ、総合栄養食の基準では、成長期用や維持期用とは異なり、シニア用の栄養基準は定められていないのです。そのため、各社がさまざまなコンセプトのフードを販売していて、栄養成分も違っています。


――なるほど。総合的に判断してフードを選ばなければいけないのですね。

それぞれのネコちゃんの身体の状態に合ったフードを選ぶことが大切です。
7歳ごろになったら、ネコちゃんの健康状態を見直す機会と考えて、適切なフードを選んであげましょう。

――自分で選ぶのは不安があるという場合はどうすればいいですか?

かかりつけの動物病院で、年に1~2回は健康診断を受けてください。
フードの切り替えだけでなく、内臓の病気の進行などを見逃さないようにするという点でも大切です。

獣医師と良い関係を築いて、ネコちゃんが健康に長生きできるように指導してもらってくださいね。


――先生、ありがとうございました。

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